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2020

20KUL Emotion ~OFL #33 田中義久~


幹部であるけれど、あえてKULというフィルターをとった自分のことについて書く。




身長 163.6cm、50m走は7秒台、おそらくショットはAチームで1.2を争うくらい遅い。



背は低い、足は遅い、おまけにショットも遅い。

はっきり言って自分の身体が昔から嫌い。

ずっとやってきたサッカーだってでかくて速い奴には歯がたたず吹き飛ばされてばかり。



瞬発的なスポーツに向いている筋肉の質や身体能力は人それぞれ限界点がある。

もちろん努力でその限界に近づき続けなきゃいけない。

でもその限界はある程度先天的に決まっている。

言ってしまえばラクロスなんて最初からちょっと人よりでかくて足が速くてパワーがあればそれなりに活躍できる。

そういう意味で俺にとってラクロスは向いてない。



入部したときからわかっていた。

スペック的には完全に不利。



ある分野において、明らかに有利な要素を持つ者と持たざる者がいるのは当たり前のことだが、たいていは前者が活躍して終わるのがオチである。スポーツの世界ではなおのこと。



それを覆したい。



ラクロスの神様は「やめとけ」って言ってる気がしたけど、ちょっと抗ってみた。

スタート地点の能力で勝負が決まるのが納得いかない、面白くない、なんか腹が立つ。

自分みたいな人が諦めて、敗れていく現状が悔しい。

俺は諦めが悪い。


4年間の一番の原動力はこれ。

学生日本一を目指す理由もいろいろあるけど一番はこれ。


ハンディを埋め、そして超えていくという作業は最高に楽しい。

でかくて速いやつになにがなんでも勝つ。

頭を使って技術を磨いて自分の活かせる能力をフル稼働させて。

身体能力なんて関係ないと証明する。

その瞬間がたまらなく好き。

ラクロスにはそういうチャンスが沢山ある。



しかしこれは原動力であると同時に俺がよくする言い訳。


「俺には身体能力がないから」


壁にぶつかるたび心のどこかで自分に言い聞かせてきた言い訳。



恵まれない環境を恨み、言い訳をして自尊心を保つ。

今までいろんな場面で使ってきた得意技。


でもいい言い訳してる暇があるなら、まず今持っているものを見つめなおす。

誰も持っていないものを見つけて手に入れる。

そして、頭を使って、己の武器を磨いて磨いて磨きまくって、あの手この手で持てる者を上回る。

それが持たざる者の流儀。



俺の武器は「ちょっと器用」なことだけ。

その「ちょっと」を一つずつ積み重ねてどこまでも器用になればいい。



「俺には身体能力がないから」

こんな言葉はただのダサい言い訳にしてしまえ。



OFLの仕事はOFを指揮して勝利に導くこと。


AT#33の仕事は点を取り続けること。


そしてラクロスプレーヤー田中義久の仕事は「ちょっと器用」を最強の武器に昇華すること。


まだまだ全然足りない。

もっともっと器用になれ。

最後の最後まで。


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