初めてセットアップしたラクロスは驚くほど痛かった。
体は、アザだらけ。
入部のとき期待していた「ラクロス」とは違った。
それから、もう4年。
一日一日は単調なものだったかもしれない。
でも、大学生活がこんなに豊かになるとは想像できなかった。
体に出来たアザも勲章と思えるくらいには、心も体も強くなった。
僕らしか経験できない思い出がたくさんできた。
心を許せる友達がたくさんできた。
ラクロス部に入部してよかった。
ただ、自分のプレーを振り返ってみると、
思い出されるのは、ミスしてみんなの足を引っ張った試合ばかり。
くじけて練習に行きたくない日もあった。
そんな日も1日中誰かがそばにいてくれた。
28期のみんながいてくれたから、
なんとか前を向いてやってこれた。
28期で本当に、本当によかった。
僕は1人じゃ何もできない性格だから、みんなに甘えてばかりしてきた。
助けてもらってばっかりしてきた。
だから、プレーでみんなの力になりたい。
特にこの1年は、強くそう思っているが、情けないことに結果で示せていない。
でも、まだ諦めない。
段々とチームを去る日が近づいてきている。
ここまで、長いようであっという間だった。
28期のみんなと1日でも長くラクロスがしたい。みんなと少しでも長く一緒にいたい。
その為にも、
最後、
僕がみんなの力になる。
WRITER:藤澤大雅