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2019

19KUL Emotion 〜主将 #1 椎橋広貴〜


学生日本一まで、あと4勝。このために4年間を懸けてきた。


ただ、学生日本一とは、一体何なのか。



日本一になったら、何か得られるのか。逆に負けたら、4年間は無駄なのだろうか。自由な大学生活4年間を懸ける価値があるのか。



今まで全日本大学選手権を制したのは、慶應と早稲田が4回ずつ、一橋と日体が1回ずつ。全日本選手権ではここ20年間、大学のチームは優勝から遠ざかっている。

ここに関東の大学の名前しかない理由は単純で、関東の大学のほうが有利だからだ。学生も多く、大学も多い。自ずと激しい競争の中で4年間を過ごすことになる。その上経験豊富なクラブチームのPLは関東に集中する。明らかに他の地区には無い環境だ。

さらに、KULは学生主体の組織であることを掲げている。関西の1部リーグのチームのほとんどは経験豊富な社会人が指導をしている。そのほうが明らかにラクロスも上手くなるだろう。



KULは、敢えて難しい挑戦をしている。



恐らく、学生日本一を目指しているチームの中で、かなり厳しい環境であると思う。目標を達成する確率は、5%あるかないか。もっと低いかもしれない。そのレベルだ。

この部に入った4年前、KULはFALCONSに挑戦した。国内では最も高い目標であったと思う。


こういった高い目標に自らの力で挑み続ける、それがKULだと思う。

今シーズンに関しては、それが学生日本一。



では何故高い目標にするのか。関西制覇では駄目なのか。一部残留では駄目なのか。



それはチーム全員の力が必要なのが学生日本一だからだと思っている。10人20人があぐらをかいていても、歩いていても、運が良ければ関西制覇は達成できるかもしれない。しかし、全員が目標へ向けて走っていなければ、学生日本一は絶対に達成できない。一方で、全員が学生日本一という目標へ4年間走ったら、きっと何かが得られると思う。そして学生日本一という目標も、達成できる確率が大いにあると思っている。


その想いを持って、チームを引っ張ってきた。KULの部員全員が、当たり前に日本一を目指せるチームにしたい。それは慶應や早稲田にあってKULに無いもの。だからこそ今年、必ず日本一を獲らなければならない。





19KULにとって、学生日本一は、実現可能性がある、最も難しい目標。






KULを変える。


部員全員がKULを日本一にしたいと思うチームを目指した。


これが俺の原動力。








それぞれモチベーションは違っていいと思う。

ただ日本一がかっこいい。ラクロスが好きだ。KULが好きだ。楽しい。負けるのが嫌い。

ただ、その動機は、慶應や早稲田。今年で言うと早稲田や東大、関西では関学、立命、阪大。他の地区も含めて、どの大学の部員よりも、より大きな努力を生めるものであるべきだ。

そんな部員が100人いて、初めて学生日本一は実現される。少なくとも京大は。



俺の役割は、そんなチームを作ること。

正直、何も出来なかった。

今シーズン、主将としても、選手としても常に疑問を抱き続け、壁にぶつかり続けた。


チームを変革し続け、上手くいくことも多かった。その分上手くいかないことも多かった。嬉しい瞬間もあったし、後悔する時間もあった。


一選手としては毎試合が怖かった。点を取って当たり前の立場。毎試合、緊張で手が震えた。誰よりも準備して臨んだ。リーグ後半は俺のせいでチームが苦しんだ。




ここから先は負けたら終わり。

このチームでラクロスができるのは、残り数日かもしれない。

負けることが怖い。点を取れないことが怖い。ミスをすることが怖い。





俺は決して上手くない。チームもまだ決して強くない。



ただ、日本一になるために、できる準備はしてきたはずだ。




ここまで4年間懸けてきた。

色んなものを犠牲にしてきた。





俺は、ただ勝つだけでは物足りない。





今まで体験したことのない感動を、ラクロスを通じて生み出したい。


そのために日本一になる。




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